【eBay輸出】Soldを積むメリットとは?積み上げる方法やデメリットまで詳しく解説!

eBayのセラーさん達の商品ページをよくよく見ていると、「〇〇 sold」と売れた個数が赤字で表示されているのを見かけませんか?今回の記事では、このsoldを積み上げる方法や、そのことによるメリット、デメリットまで詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。

目次

eBay輸出でSoldを積むメリットとは?

eBayの商品ページに「〇〇 sold」と表示させることを「soldを積む」と言います。まずは、soldを積む意味とメリットについて、一緒に見ていきましょう。

soldを積むとは?

soldを積むとは、同じ商品に対して複数の在庫を持ち、その売れた数を商品ページに積み上げていくことです。つまり、その商品が過去に売れた数を、バイヤーに公開している状態になります。

soldを積むメリット

ですが、なぜ多くのセラーがわざわざsoldを積んでいるのでしょうか?

それは、soldを積むと次のようなメリットがあるからです。

  • 上位表示されやすい
  • バイヤーに安心感を与えられる

上位表示されやすい

soldを積み上げると、eBay内でのSEOが上がり、上位表示されやすくなります。これは、大きいメリットですよね。

たくさんのバイヤーがその商品を買っているほど、バイヤーの希望に沿った商品を提供できているということになります。バイヤーの検索意図に合った商品であるとeBayに判断されることで、上位に表示してもらえます。

バイヤーに安心感を与えられる

もう1つ、過去に売れた数を表示することで、バイヤーに安心感を与えられるメリットもあります。

商品を探しているとき、他にも同じ商品を買っている人がいれば、「この商品は良いものなのだ」「人気があるのだ」と安心できませんか?

複数のセラーが自分の欲しい商品を販売していたら、きっと過去にも販売実績がある人から買う方を選びますよね。商品ページのsoldは赤字表示されるので、商品を検索して上からスクロールして探していても、目立ちます。

積み上げる方法(out-of-stock機能)の設定方法

ここからは、実際にeBayで商品を積み上げていく方法を解説していきます。

商品を積み上げるためには、out-of-stock機能を設定する必要があります。out-of-stock機能を設定しておかないと、商品が売れて残りの在庫数が0になったときに、その商品ページはそこで終了となってしまいます。

まずは、セラーハブページ左上の「Hi 〇〇(アカウント名)」横の矢印をクリックして、「Account setting」を選択してください。

ページが切り替わったら、左側のバーの「Selling」から「Selling Preferences」を選択します。

Selling Preferencesのページの、「Multi-quantity listings」の上部分「Listings stay active chen you’re out of stock.」の設定をオンにします。

こちらを設定をしておけば、商品の在庫数が0になったときも一時的に在庫切れの状態となり、リセットされずにそのまま積み上げていくことができます。

在庫を補充する方法

out-of-stock機能を設定しておけば、商品を再入荷したときに、在庫数を補充することができます。在庫数が0になっていた商品でも、商品ページをわざわざ作りなおす必要がないのは、eBayセラーにとってとてもうれしいポイントですよね。

ここからは、在庫を補充する方法を見ていきましょう。

商品毎に在庫を補充する方法

まずは、商品毎に在庫を補充する方法です。

セラーハブページ上のバーから「Listings」の画面を選択しましょう。

在庫を補充したい商品のリストの「Available quantity」にカーソルを合わせてください。

表示された鉛筆マークをクリックすると、補充した在庫数を入力することができます。

「Submit」ボタンをクリックすれば、作業完了です。

複数まとめて補充する方法

次に複数の在庫切れ商品の在庫数を一気に補充する方法です。

Listings画面で、在庫切れの商品のみを検索して表示させることができます。

1番右の検索ボックスから「Out of stock」を選択して、検索ボタンをクリックしてください。

そうすると、在庫数が0となっている商品のリストの一覧が表示されます。

在庫数を補充したい商品のチェックボックスに、チェックを入れてください。

チェックボックスにチェックが入っているのを確認したら、画面上の「Edit」ボタンから「Edit selected」を選択してください。

1番上のチェックボックスにチェックをいれれば、全ての商品のチェックボックスにチェックを入れることができます。

次に「Bulk edit」ボタンから、「Available quantity」を選択します。

「Change to」にチェックを入れて、追加したい数量を入力しましょう。

入力した個数に間違いがないことを確認して、右下の「Apply」ボタンをクリックします。

そうすると、商品リストのうち、数量を変更した商品の数量が更新されます。

確認して、「Submit all」ボタンをクリックすれば、在庫数の更新完了です。

Soldを積むデメリットとは?

soldを積む設定は、時間もかからず、とても簡単でしたね。ですが、1点だけ「ライバルに真似される」というデメリットも存在します。

ライバルに真似される

soldを積むと上位表示されたり、売れた数を公開したりとバイヤーへのアピールとなる反面、ライバルである他のセラーにも同じように人気商品を公開してしまうことになります。

たくさん売れている商品を見て、他のセラーに自分より安い価格で同じ商品を出品されてしまうと、バイヤーがそちらに流れてしまう可能性がありますよね。

簡単に商品の売れた数をチェックできてしまうsoldの表示は、ライバルのリサーチも手助けしてしまうことになります。

中古品のsold積み上げには注意が必要

中古品のsoldの積み上げには、注意が必要です。

中古品は1点1点コンディションが違います。soldを積み上げるために、コンディションをそのたびに編集することは可能です。

ですが、違うコンディションの商品を次々と出品していくと、すでに売れた商品の情報も最新に更新されてしまいます。

そうした場合に不都合が出てくるのが、以前に同じ商品を購入してくれたバイヤーからのクレームや返品リクエストがあった場合です。

バイヤーは到着後60日間の返品が可能です。しかし新たに商品情報を更新してしまっていると、以前に購入してくれたバイヤーからクレームがあったり返品リクエストがあっても、その時の情報を見ることができません。

これはお互いに困ってしまいますよね。

バイヤーからの信頼を失ってしまっては、次からの購入を期待できなくなりますし、低評価に繋がる可能性も高いです。せっかく商品を買ってくれたバイヤーに迷惑をかけるのは、一番避けたい自体ですよね。

基本的にコンディションが異なる1点ものはsoldを積み上げずに販売することをオススメします。

まとめ:Soldを積むメリット・デメリット

いかがでしたか?

soldを積む作業自体はとても簡単です。

商品が売れやすくなるメリットとなると同時に、ライバルにも情報を与えてしまうというデメリットも存在します。ですが、比較したときに、やはりメリットの方が大きいですよね。

セラー側にも最大限情報を公開してくれるのがeBayの特徴です。そんなeBayにおいて、ライバルからのリサーチを逃れるのは、なかなか難しいですよね。定期的に他のセラーが出品している同じ商品をチェックして、価格を調整するのもオススメです。

ぜひsoldを積み上げるメリットを活かして、売り上げを伸ばしてください。

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