【eBay輸出】商品が売れないときはオファーを送る!送り方・設定方法を解説

eBayでせっかく商品を出品したのに、なかなか売れない…。そんなときは、バイヤー宛にオファーを送るのがおすすめです。今回の記事では、eBayのバイヤーへのオファーの送り方を詳しく解説していきます。
商品が売れないときはオファーを送る


eBayでオファーを送るのは、セラーからバイヤーへ直接購入へのアピールができる手段の1つです。ずっと売れなかった商品が、オファーを送ることですぐに購入してもらえるようなケースも珍しくありません。ぜひ、効果的に活用していきましょう。
オファーを送る(Send Offer)とは?
そもそも「オファーを送る(Send Offer)」とは、どういうことなのでしょうか?
eBayでは、「Best offer」を設定した商品であれば、バイヤーからセラーへ価格交渉を行えますよね。ですが、バイヤーの中には、交渉すること自体を面倒に感じたり、遠慮してしまったりして、購入まで至らない人も存在します。
Send Offerは、そのようなバイヤーへ、セラーから値下げの提案を行うことができる機能です。
オファーを送れる相手は
ただ、eBayでは、誰にでもこのオファーを送れる訳ではありません。
セラーからオファーを送れるのは、次の2パターンに該当するバイヤーのみです。
- 商品に「Watch」をつけてくれているバイヤー
- 商品をカートに入れてから、5日以上が経過しているバイヤー
また、送れる人数は、最大40人までとなっています。
オファーはどんな人に効果的なのか
オファーは、商品の購入を迷っている人に送るのが効果的です。
Watchを付けているバイヤーや商品をカートに入れているバイヤーは、きっと他の商品と価格や状態を見比べたり、自分の経済状況を考えたりして、購入を検討してくれている状態ですよね。
相手が希望する金額を提示できれば、購入を決めてくれる可能性が高いです。
オファーの送り方・設定方法4ステップ


ここからは、実際にオファーの送り方について、一緒に見ていきましょう。
オファーの設定方法は、次の4ステップです。
- オファーできる商品一覧を表示
- オファーしたい商品を選択
- オファーの詳細設定
- オファーを送る
オファーできる商品一覧を表示
実は、オファーは全ての商品に送れる訳ではありません。
Watchがついていたりカートに入っていたりする商品の中でも、eBayの運営側の判断基準に合った商品にだけ、適用することができます。まずは、オファーができる商品一覧を確認しましょう。


セラーハブ画面上のバーから、「Listings」を選択します。


次に、「Send offers-eligible」をクリックしてください。


そうすると、オファーを送ることができる商品の一覧が表示されます。
オファーしたい商品を選択
表示された商品の中から、実際にオファーを送りたい商品を選択します。


オファーを送りたい商品のリスト左部分のチェックボックスにチェックを入れてから、上の「Send offers」ボタンをクリックしてください。
オファーの詳細設定
次にオファーの細かい内容について、しっかり設定していきます。


オファーの詳細設定では、次の5つを設定します。
- Offer amount:値引き方法と値引き率または金額
- Offer message:バイヤーへ送るメッセージ
- Allow counteroffers:バイヤーからの価格交渉を可能にするかどうか(可能にすると、最大5回までの交渉が可能となります)
- Automatically send offers:バイヤーが商品にWatchをつけたりカートに追加したりしたときに、自動で送る機能
- Send your coupon for future purchases:バイヤーが商品を購入してくれた場合に、次回使用できるクーポンを送る機能
①値引きの方法の選択


値引き方法は、パーセンテージで割り引くか、金額を決めて設定することができます。
割引率を使用する場合は、5%未満は適用できなくなっています。
また、価格を設定するときは、赤字にならないように注意が必要です。
オファーを送る


設定を完了したら、右下の「Send」ボタンをクリックしてください。そうすると、バイヤーにオファーが送られます。
オファーを有効活用することで販促に繋げる


それでは、eBayでバイヤーにオファーを送るべきタイミングとは一体いつでしょうか?
オファーを送るベストなタイミングとして、主に次の3つが考えられます。
- 在庫整理として活用
- ホリデーシーズンやイベントに合わせる
- 普段よりも仕入れが安くできたとき
在庫整理として活用
まずは、在庫整理をしたい商品にオファーを活用するのが、おすすめです。
普通の店舗でも、季節の変わり目などに在庫整理をしたいときにセールを行いますよね。
価格を安く提示できる分、売れやすくなるので、整理したい特定の商品の在庫を減らしやすくなります。
ただ、その場合もバイヤーがWatchをつけてくれているか、カートに入れてくれていないと、オファーを送ることはできません。
ホリデーシーズンやイベントに合わせる


ホリデーシーズンやイベントのバイヤーの購買意欲の高まりに合わせて、オファーを送るのも効果的です。
アメリカの11月の感謝祭から、12月のクリスマス、ニューイヤーにかけては、国内でも大きなセールが行われて、みんなの買い物意欲が非常に高まるときです。
独立記念日やハロウィン前、ブラックフライデーなどに合わせて送るのも効果が期待できます。
普段よりも仕入れが安くできたとき
普段よりも仕入れが安くできて、少し金額を下げても利益がとれるときにも、オファーを送ることで買ってもらえる可能性を上げることができます。
まとめ:商品が売れないときはオファーを送る
いかがでしたか?
オファーを送る方法はとても簡単で、利益の計算さえきちんとしていれば、リスクも全くありません。
ですがオファーを活用するのとしないのとでは売り上げに差ができて、活用しないのはもったいないです。
ぜひeBayの売り上げUPのために、オファーも活用してみてください!