【これで安心】eBay輸出で返品ラベル作成はZipxが簡単!登録から使い方まで解説

バイヤーからリターンリクエストが届いた際の返品ラベルの作成は、意外とセラーが戸惑ってしまうことの1つですよね。今回は、Zipxを使った返品ラベルの作成について解説していきます。

目次

eBay輸出で返品ラベル作成はZipxが簡単

eBay輸出をしていると、バイヤーからリターンリクエストが届いて返品ラベルを求められることがあると思います。リターンリクエストがあっただけで少し慌ててしまうのに、返品ラベルが作成できなくて戸惑ってしまうのは、eBay輸出あるあるです。

eBayの返品ラベルは、アメリカ以外のセラーは作成することができません。そのため、日本のセラーが返品ラベルを作成したい場合には、別途作成用のツールを用意する必要があります。

そんなとき、簡単に使えておすすめなのがZipxです。

Zipxは日本郵便と提携しているグローバル流通サービスの会社です。世界各国に倉庫を保有しており、海外からのリターンリクエストにもスムーズに対応することができます。Zipxを利用することで、日本のセラーも返品ラベルを発行できます。

Zipxに登録

まずはZipxの会員登録をしていきましょう。日本郵便のパートナーということで、安心して利用できます。

まずは画面右上部分のバーで、言語を日本語に設定しましょう。翻訳機のような変な日本語ではなく、きちんとした日本語で内容を確認することができます。私達にとっては心強いポイントですよね。

次に画面の左中央部分にある「新規登録」ボタンをクリックします。

そうするとログイン画面に切り替わります。メールアドレスとパスワードを入力し、住んでいる地域に「Japan」を選択します。そして「REGISTER」ボタンをクリックしてください。

次の画面で、再度メールアドレスとパスワードを入力して「SIGN IN」をクリックします。

そうするとログイン画面に切り替わります。これでZipx登録とログインは完了です。

Zipxの初期設定

ここからはログイン画面で初期設定をしていきます。

まずは右上のツールバーで、言語を日本語に設定しましょう。

画面左部分で、配送先住所を登録します。「登録する」ボタンをクリック

次に、画面に大きく現れる「新住所の追加」をクリックします。

住所は英語での入力となります。海外発送の際と同じ書き方です。入力したら、左下の「保存」ボタンをクリックします。

これで登録は完了です。規定住所に間違いがないか確認しましょう。

返品ラベルの発行方法(アメリカからの返品の場合)

ここからは、具体的な返品ラベルの発行方法について見ていきます。

アメリカのバイヤーからリターンリクエストがあった場合の米国国内の返品ラベルの作成方法について見ていきましょう。

左のバーから「米国国内ラベルの印刷」を選択して、バイヤーの情報を入力していきます。英語で入力しましょう。会社名のないバイヤーの場合は、個人名を入力すれば大丈夫です。

そして、画面左下にある内容品情報を追加をクリックします。

切り替わった画面で商品の情報を入力したら「確認」ボタンをクリックします。

左下にある「ラベルを印刷」ボタンをクリックすると、返品ラベルが発行されます。バーコードしたの番号が、追跡番号となります。これで返品ラベルの発行は完了です。

発行されたラベルのPDFをダウンロードしてバイヤーに共有しましょう。ダウンロードが難しい場合は、スクリーンショットでも問題ありません。

返品商品がZipxに届いた後の流れ

無事に返品ラベルを発行できたら、バイヤーからの商品の返送を待ちます。そして返品商品がZipxに届いた後の流れは、次のようになります。

  1. Zipx倉庫に商品が到着したら、メールでお知らせが来ます。
  2. 1枚無料で写真撮影をしてもらえます。セラーはその写真で荷物の状態を確認します。商品は到着時の梱包状態にて日本に配送されます。  
  3. 販売時のインボイス等のアップロードをします。
  4. Zipx倉庫でアップロードした書類を確認後、PayPalで決済をします。
  5. 商品は、海外のZipx倉庫から香港又は台湾を経由して、日本に配送されます。

便利で安いけど、デメリットはない?

返品の際のZipxの利用は便利なことが分かりましたよね。そして、バイヤーから普通に郵便局で返送してもらうより、費用も安く抑えられます。

ですが、デメリットはないのでしょうか?利用する前にデメリットとなる面も知っておきたいですよね。

Zipxの利用には、次のようなデメリットもあります。

  • 日本に届く前に返金処理が必要
  • 使える地域が限られている
  • 配達日数がかかる

Zipxでの返送の場合、商品がZipx倉庫に到着した時点で返品が完了したことになります。返金期限は、商品がZipx倉庫到着にした後2営業日以内です。そのため、商品が日本に到着して状態を確認する前に返金しなければならない可能性が出てきます。商品の状態の確認は、Zipxから送らてきた写真でのみとなります。

また、Zipxは使える地域が限られます。Zipxが発送できる地域は、欧米・欧州・アジアのみとなり、それ以外の国からの返品には対応できません。

そして、Zipxは発送頻度が少ないので配達に日数がかかります。

メリットは?

それでは、Zipxを利用するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

Zipxの利用には、デメリットを考えても利用する価値がある

次のようなメリットがあります。

  • 日本人セラーには発行できない返品ラベルが発行できる
  • クーリエよりも送料が安い
  • バイヤーと揉めないで済む 
  • 登録も発行も簡単で、誰でも使える

まずやはり何と言っても最大のメリットは、本来不可能な返品ラベルの発行が可能になることです。バイヤーにとっても返品作業というのは不本意で面倒なものですよね。セラー側でラベルを発行することで、少しでもバイヤーの返品の負担を減らすことができます。

そして、バイヤーも返品に慣れている訳ではありません。日本人セラーが返品ラベルの発行ができないという状況を理解してもらえないこともあります。それが原因で揉めてしまっては、評価が下がり信頼も落としてしまいます。セラーとしては、それが1番避けたい事態ですよね。

またクーリエよりも安い送料で利用できます。返品商品の送料というのはマイナス以外のなにものでもなく、できるだけ安く抑えたいものです。返品商品を確認する前に返金手続きとなるデメリットもありますが、写真でひどい詐欺などは回避できる可能性が高いので、料金や手間を考えて比較した時に、やはりメリットの方が大きいです。

また利用が簡単なことも大きなメリットと言えます。登録も発行も簡単に行えるので、ストレスになりません。しなければならない作業の多いeBay輸出だからこそ、1つ1つの作業はできるだけ簡単に効率化したいですよね。

オプションと注意点

Zipxのイメージが大体つかめてきたでしょうか?ここからはさらに詳しく、Zipxで利用できるオプションと注意点について解説していきます。

複数荷物の同梱で送料を抑える

Zipxでは、複数の荷物を同梱することもできます。その場合の追加料金は、1つにつき550円です。複数の返品商品がある場合は、1つずつ送るよりも同梱した方が送料を抑えられそうです。受け取る時も、バラバラに送られてくるより、まとめて受け取った方が楽ですよね。

荷物の追加写真撮影

Zipxでは荷物の写真撮影を1枚まで無料で受けられると前述しましたが、手数料を支払えば追加で複数枚の写真を撮影してもらうことも可能です。その場合の追加料金は1枚につき100円となります。

自分で返品商品を確認する前に返金手続きとなる可能性が高いので、心配な時は複数枚の写真撮影をしてもらって対応するのもおすすめです。

保管料に注意

海外バイヤーからの返品の場合、返品商品は1度近くのZipx倉庫に保管されます。その保管期限が商品の到着後30日以内なら保管料はかからないので心配いりません。しかしその無料の保管期限を過ぎてしまうと、1日につき100円の保管料がかかるので注意が必要です。

まとめ:これで安心、返品ラベルはZipxが簡単

いかがでしたか?心配だった返品ラベルの作成もZipxの利用でしっかり解決できそうですよね。

気になるデメリットもない訳ではないですが、工夫して丁寧に対応しさえすればそれほど大変なものではありません。

登録も作成も簡単なので、ぜひ利用してみてくださいね。

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